ef. #チートデイ #リフィード #代謝 #レプチン #甲状腺ホルモン #ビタミンB1

本日の問い
停滞期を打破するチートデイ。でも、好きなものを暴食するだけでは逆効果です。代謝のスイッチを再び入れるために、身体が本当に必要としている「栄養素の条件」とは?
こんな方へ
- 食事制限を頑張っているのに、体重が落ちなくなってしまった方。
- チートデイ=「何でも食べていい日」だと思い、ジャンクフードを食べている方。
この記事の結論
- チートデイの目的は、飢餓状態だと勘違いした脳(レプチン)と甲状腺を納得させ、落ちてしまった代謝を元に戻すことにある。ただのストレス発散とは違う。
- スイッチを入れるのは「糖質」であり、脂質ではない。うな重や豚肉など、糖質を燃やす栄養素(ビタミンB1等)を含む食事こそが、ベストな代謝アップ食である。
その「チート」、ただのドカ食いになっていませんか?
SNSなどで見る「チートデイ」は、ピザやドーナツ、揚げ物を限界まで詰め込むイベントのように見えます。 それを見て、「ダイエット中でもたまにはタガを外していいんだ」と思っているなら、半分正解で、半分間違いです。
あれは単なる「ストレス発散」です。 本来のチートデイ(Cheat Day)とは、食事制限によって「飢餓状態だ」と判断し、省エネモードになってしまった身体を「騙す(Cheat)」ためのテクニックです。
「エネルギーは十分に足りているぞ」「もっと燃やしていいぞ」 そう身体に納得させ、落ちてしまった代謝を再び上げる。 そのためには、ただカロリーを摂るのではなく、明確な「栄養学的なルール」守る必要があります。
代謝を戻すための「3つの条件」
代謝のスイッチを入れるためには、以下の3つをクリアする必要があります。 これを知ると、なぜジャンクフードではダメなのかが分かります。
1. 脳を納得させる(レプチンの回復)
脳は「レプチン」というホルモンでエネルギー不足を監視しています。これを回復させるスイッチは「糖質(炭水化物)」です。 実は、脂質を大量に摂ってもレプチンはあまり反応しません。ケーキや揚げ物でカロリーを稼いでも、脳は「エネルギーが来た」とは認識しにくいのです。
2. 火力を戻す(甲状腺ホルモンの活性化)
基礎代謝のアクセル役である「甲状腺ホルモン」も、制限食が続くと弱まります。 これを再点火させるために必須なのが、肝臓での「十分な炭水化物」です。糖質抜きで肉ばかり食べていても代謝が戻らないのは、このためです。
3. タンクを満たす(グリコーゲン)
筋肉と肝臓のエネルギー源「グリコーゲン」を満タンにすることです。 ここが満たされると、身体は「飢餓の危機は去った」と判断し、溜め込んでいた水分(むくみ)を排出します。チート後に体重がストンと落ちるのはこの現象です。
正解は「高炭水化物・高タンパク質」
上記の条件を満たす食事。それは、「高炭水化物・高タンパク質」であり、「脂質は控えめ」であることです。
- 炭水化物: 今回の主役。普段の2倍〜3倍食べて、スイッチを押します。
- タンパク質: 必須。タンパク質は食べるだけで熱を生む効果(DIT)が高いため、代謝の炎を燃やす着火剤になります。
- 脂質: ここは要注意。カロリーは稼げますが、スイッチを押す効果は薄いです。摂りすぎると、単純に体脂肪が増えるリスクになります。
つまり、クリームたっぷりのスイーツや脂ぎったラーメンは、「代謝回復」の観点からは効率が悪いのです。
これが「痩せるチート飯」
ただ白米を食べればいいわけではありません。 「大量の糖質を、いかに効率よく熱に変えるか」。 そのブースト効果を持つ栄養素を含んだ、賢いメニュー選びを紹介します。
- うな重(ビタミンB1+糖質)
最強のチートミールです。うなぎはビタミンB1が豊富。B1は「糖質をエネルギーに変える」ために必須の栄養素です。 つまり、「燃料(ご飯)」と「点火プラグ(B1)」がセットになっているため、食べた糖質が即座に代謝の炎に変わります。 - トンテキ定食・ポークソテー(ビタミンB1+糖質)
豚肉もビタミンB1の宝庫です。玉ねぎやニンニクと一緒に食べることで、B1の吸収率がさらに高まります。 定食形式で、大盛りのご飯をワシワシ食べる。これが理にかなった代謝アップ術です。 - ジンギスカン(L-カルニチン+糖質)
羊肉にはL-カルニチンが豊富に含まれています。これは脂肪を燃焼工場へ運ぶ役割を持ちます。 ご飯で代謝のスイッチを入れつつ、カルニチンで脂肪燃焼も促進する。「食べて痩せる」ためのハイブリッドな組み合わせです。 - 海鮮丼・寿司(良質な脂質+糖質)
クリーンな食事の王道です。魚の油(EPA/DHA)は血液をサラサラにし、脂質代謝を助けます。 酢飯でしっかり糖質を摂りつつ、翌日の胃もたれも防げる、非常に優秀なメニューです。
中途半端にせず、ご飯を食べる
チートデイは、ダイエットをサボる日ではありません。 「代謝を上げるために、あえて食べる日」です。
中途半端に食べるのが一番よくありません。 「太るかも」という恐怖心を捨て、白米などの良質な炭水化物を、身体が熱くなるまでしっかり食べる。 その「正しい過食」こそが、停滞していたあなたの身体を、再び燃える身体へと変えてくれるのです。










