Focus. #コンディショニング #神経系への作用 #リカバリー活用術

本日の問い
マッサージガンは、強く押し付けるほど「効く」ものなのか?
こんな方へ
- 買ってはみたものの、イマイチ効いている気がしない方。
- 痛いほうが効くと思って、グリグリ押し付けている方。
この記事の結論
- 運動前は「垂直」に当ててスイッチON、お風呂上がりは「斜め」に当ててリラックス。
- ターゲットは筋肉なのか筋膜なのか、狙う場所を変えるだけで効果は激変します。
「マッサージガン、持ってるけど最近使ってないな…」 そんなことはありませんか?
もしあなたが、マッサージガンを「コリを粉砕するドリル」だと思っているなら、それは非常にもったいない使い方です。
実は、身体の仕組み(解剖学)を知ると、使い方はガラリと変わります。 誰でも再現できる、トレーナー直伝の「ベストな使い方」を伝授します。
1. まず「2つのモード」があることを知ろう
身体には、大きく分けて2つの「層」があります。 一つは、力を生み出す「筋肉」。もう一つは、それを包んでいる「筋膜(ボディスーツ)」です。
この2つは、喜ぶ刺激がまったく違います。
- 筋肉 ➜ トントン叩かれると「シャキッ!」と目が覚める。(覚醒)
- 筋膜 ➜ 優しく揺らされると「フワッ」と緩む。(弛緩)
つまり、あなたが「何をしたいか」によって、当て方を変えるだけでいいのです。
2. 【実践】シーン別・ベストな当て方
① 仕事終わり・お風呂上がりの「リラックス・モード」
目的: ガチガチの肩や腰を緩めたい(筋膜リリース) 狙い: 筋膜(ボディスーツ)
多くの人がやりがちなのが、コリに対して直角にズドン!と打ち込むこと。これだと、身体はびっくりして逆に身構えてしまいます。 正解は、「なでる」ように使うことです。
- 当て方: マッサージガンを斜めに寝かせる。
- 強さ: 一番弱いモードでOK。押し付けず、肌の上を滑らせるだけ。
- イメージ: シワになった洋服にアイロンをかけて、サラサラにするイメージ。
こうすると、振動が横に広がり、張り詰めていたスーツ(筋膜)がフワッと緩みます。これが本当の「リリース」です。
② 運動前・朝の「スイッチON・モード」
目的: これから動くぞ!と身体を起こしたい(活性化) 狙い: 筋肉(お肉)
ジムに行く前や、朝イチで活動モードにしたい時は、逆に「垂直」に使います。
- 当て方: 筋肉に対して直角(垂直)に立てる。
- 強さ: 少し強めでもOK。ただし、1箇所につき数秒で移動する。
- イメージ: 寝ている筋肉を「起きて!出番だよ!」とトントン叩いて起こすイメージ。
筋肉の奥にあるセンサーが反応して、動き出しがスムーズになります。
3. これだけは避けて!やりがちな「NG行動」
効果が出ないだけでなく、身体を痛めてしまう使い方が2つあります。
NG①: 「痛いほど効く」と思って押し付ける
これは最大の勘違いです。強く押し付けると、振動が止まってしまうだけでなく、身体が「攻撃された!」と感じて防御反応を起こし、かえってコリが硬くなります。あなたの余計な手の力は要りません。
NG②: 骨に当ててガガガッとなる
鎖骨や背骨など、骨の上に当ててもコリは取れません。跳ね返ってきて痛いだけです。 狙うのはあくまで「柔らかい部分」。骨のキワは攻めても、骨そのものは避けてください。
まとめ:道具の「角度」を変えるだけでいい
難しい解剖学を覚える必要はありません。 今日から試してほしいのは、たったこれだけです。
- 疲れを取りたいなら、斜めに当てて「なでる」。
- 気合を入れたいなら、垂直に当てて「起こす」。
マッサージガンの角度を変えること。それだけで、あなたの身体の反応は劇的に変わります。今夜から、ぜひ「なでる」使い方を試してみてください。
■ TK Library:知識を「広げる」×「深める」
この記事を起点に、視点を「広げる」記事と、理解を「深める」記事を選びました。 知識の点と点を繋ぐことで、身体への解像度をさらに高めてみてください。
● 【じゃあ具体的に何を買えばいいの?】

● 【筋膜リリースの理解を深めたいならこちら】














