今日は私の趣味の話をさせてください。
実は私、バラを育てるのが大好きなんです。
もともと植物全般が好きで、家庭園芸レベルではありますが、いろんな種類の植物を育ててきました。中でも今、一番ハマっているのが「バラ」。
バラの何がいいかって、理由はいろいろあるのですが、まずは花が持つ圧倒的なパワーです。
そもそもバラって「シュラブ(低木)」に分類されるくらい生命力が強くて、水さえ切らさなければ、多少病気にかかったり虫に食べられても、そう簡単には枯れません。それなのに、経験を積んで育て方のコツを掴んでくると、信じられないほど花を咲かせてくれるんです。

たとえば有名な品種「ピエール・ド・ロンサール」。
しっかり育った株なら、たった1株で150輪以上の花を咲かせます。
満開のピエール・ド・ロンサールは凄まじいの一言です。
植物ももちろん生き物なのですが、ここまで存在感と生命力を見せつけられると、植物の枠を超えて、まるで『バラ』という「生き物」なんじゃないかとさえ思えてくるのです……。
そんなバラですが、世界中で愛されているだけあって、品種数は3万種以上とも言われます。
オールドローズからニューローズ、つるバラからミニバラ。花径が大きいもの、小ぶりなもの、花形もカップ咲き、ロゼット咲きなど様々。そして何より、香りの個性が豊かで、視覚だけでなく五感で楽しめるところが、バラの最大の魅力だと思っています。
そんなことを知っていくうちにどんどんと深みにハマってしまって……気づけば育てている品種は50種を超え、そこからはもう数えるのをやめました(笑)

いつか自分のローズガーデンを作れたら良いなぁ。そうしたらそこに知り合いを呼んでオープンガーデンなんてできたらさらに最高だなあ。なんてことを考えるだけでもワクワクです!
そして今、まさにそんなバラの開花のタイミングなんです。
宇都宮あたりの気候では、ちょうど今から11月上旬が秋バラのピークです。
きっと皆さんの近所でも、バラ好きの庭先にはたくさんの花が咲き始めている頃でしょう。
もしかしたら、私の庭もその中のひとつかもしれません(笑)


















